秘湯を守る会５０周年

　日本秘湯を守る会の50周年記念式典が先日3月13日有楽町朝日ホールにて

開催されました。会員、来賓、一般観覧車、合わせて500人が参加。

入浴や温泉の文化、地域の文化や自然保持など後世に伝えて行きたいと、熱い想いが伝わってきました

課題に地熱発電が進んで温泉への影響が懸念されていること、働き手の不足、後継者問題も。

講演では、「テルマエロマエ」の作者、ヤマザキマリ氏による、世界の温泉、浴場の紹介や、文化や古代ローマのお話。エジプト、シリア、オーストラリア、ヨーロッパ、沢山の浴場の遺跡などを訪れたそうです。

イタリアに17歳で留学し浴槽に浸かる日本の素晴らしさを感じ、そして古代ローマ人が風呂への執着心と、水着で入る文化の違い

などからご自身の温泉や湯舟への思いが漫画「テルマエロマエ」に発展したそうです。

とても、興味深く聞かせて頂きました。貴重なお話でした。

パネルディスカッションでは、雲見園の高橋さん、渓雲閣の君島さん、滝見屋の安部さんがそれぞれ後継者として、秘湯を守り未来につなぐために、と題してそれぞれの考えを伝えてくださいました。

この式典に参加し、これからも

この自然と共生しながら、沢山のお客様を笑顔でお迎えし、温泉を守っていかなくては。と、気持ちを新たにしました。

最後に、主人が実行委員会幹事長、挨拶で幕がおりました。

毎月、東京に会議に行ってくると、留守が続いていましたので、いったい何をしているのだろう。。。

と思っていましたが、この式典の準備をしていたのね。とやっと納得しました(笑)

この度は、会員の実行委員の皆様、関係者の皆様、来賓、観覧の秘湯ファンの皆様

本当にありがとうございました。また、60周年に向けて頑張って行きたいと思います。

これからも秘湯の会をよろしくお願い致します

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若女将